ドイツネタ
昨夜は中秋の名月に感嘆のため息聞こえ、秋の始まりに心浮き立つ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
月も好きですが、今年こそは「月見バーガー」食べてやろう!と決意しております、リビング鳴門のブロガーこと、ナカタニー♀です!
さて、本日のお題は「ドイツネタ」。
実は、ドイツ館にて、第一次世界大戦の俘虜収容所に関する講演会があると小耳に挟んだのです。
鳴門育ちの方でしたら、幼き頃より板東俘虜収容所についてお聞き及びかと思います。
以前、ブログにて少し触れたのですが、もう一度おさらいをば…
第一次世界大戦において、日本は多数のドイツ兵を捕虜にしました。
そこで、各地に設置された俘虜収容所の1つが鳴門市の板東俘虜収容所ということです。
板東俘虜収容所の所長は、俘虜たちにある程度自由な活動を許可し、人道的に扱ったということで有名です。
ドイツ兵は生活面だけでなく、文化面においても様々な活動が許されていました。
鳴門がベートーベンの第九発祥の地(日本で最初に第九が演奏された地)となったのは、こういう経緯があったからです。
その俘虜への寛大な処置が、今日にまで鳴門市民に伝えられ、道徳の学習等にも用いられることの多い史実となっています。
そうして始まったドイツとの交流。
そして、この歴史的事実等の資料館として建てられたのが、件のドイツ館というわけです。
参考URL(wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/板東俘虜収容所
今回ドイツ館で行われる講演会は、どうやら他県の俘虜収容所がメインテーマの様です。
鳴門の俘虜収容所の話を聞いて育った者としては、とても気になるテーマです。
ちらりと関係者から伺ったお話を…
当時国際法で俘虜の扱いは規定されていたそうです。
と、いうことは板東以外の収容所でも人道的な扱いはされていたということです。
これは、鳴門市民にとって少し驚きの事実です。
え?
板東俘虜収容所だけが、俘虜を人間として扱っていたのではなかったの?
ですが、他地域の俘虜収容所の話を、あまり聞きません。
板東俘虜収容所は映画「バルトの楽園」の舞台ともなる有名収容所だと思います。
(地元民なので知っているだけかもしれませんが…)
板東俘虜収容所は、その人道的扱いにより特別な収容所だったのでしょうか?
他収容所では、ドイツ兵俘虜たちはどのような扱いを受けていたのでしょうか?
そして、現在他の地域では俘虜収容所の歴史をどのように受け入れているのでしょうか?
気になりませんか?
尽きぬ疑問解明のため、この講演会参戦してみます!
俘虜としてではなく、友人として異文化交流できる現代。
改めて歴史を検討してみる、良い機会になりそうです^^
ポスター写真が入手できなかったため、告知のみになりますが…
講演会「第一次世界大戦と俘虜収容所」
日にち:10月19日(日)
時間:13時30分〜
場所:ドイツ館
知性あふれるブロガーを目指して、いざ拝聴!
ナカタニー♀